
高卒、31歳で一人息子を抱えて離婚。
何の取り柄もない私でも息子から感謝される日を迎えることができました。
大袈裟かも知れませんが、当時の私は先の読めない時代を生きていかなければいけない息子の将来にとても不安を感じていました。
その不安を解消するために、これからの時代に役立つであろう英語力を身につけさせよう!息子をバイリンガルに育てよう!と決心しました。
とは言っても…私自身、英語力はゼロ!英会話教室に通わせたところで本当に話せるようになるのか?意味はあるのか?と不安だらけ。
拭いきれない迷いがある中、既に息子は3歳!英語学習を抵抗なく受け入れてもらうためにも、このタイミングを逃しては取り返しがつかないと一念発起!
思い切って通い始めたECCジュニアで成果を得られるまでの体験談を、当時の息子の様子と私の喜びと苦悩に満ちた笑いあり涙ありのエピソードを交えお伝えします。
こちらの記事が、悩みや不安を抱える親御様のくじけそうな心の一助となれれば幸いです。
ECCジュニアで英語ペラペラになりました【結論】
お恥ずかしい話ですが、私自身もこの動画で息子の英語力を知りました。
成長するにつれ親子といえどコミュニケーションを取ることは難しく声を掛けることすらためらう始末。
エピソード1 思春期の息子
そのような状況になってしまった理由として・・・
もう通い始めて10年以上経つけど、話せるようになってるのかなー?
定期的に幾度となく繰り返し押し寄せる不安の波
ある日のこと
中3になった息子は、いつものように字幕で映画鑑賞。
もちろん字幕も読んでいると思いますが、だいたい聞き取れているし理解できていると言っていました。
わかってます!リスニングも大切です。しかし、そもそも私に英語力がないため本当に聴き取れているかなんて確かめようもない。
それならばせめて、どれくらい話せるのか知りたいし話してるところも見てみたい…。
私のこの悶々とした気持ちを晴らすためにも確証が欲しいんです。
と言うことで、恐る恐る言ってみました。
私:ねえ、英語はなしてみて。
息子:急にそんなこと言われて話せるわけないでしょ⁉︎一人でどうやって喋るんですか?じゃあ何でもいいから日本語で喋ってみ!って言われて話せるんですか?
と言われて撃沈。。
以来、息子に詰め寄ることはせず見守って行くことに決めたのです。
海よりも深いと言われる母の愛に気づいてくれる日が来ますようにと願って…(´ω`)
【口コミ】「英会話教室なんて意味ないよ!」とケチつけられて
「ECCなんて通ったところで話せるようになる訳がない。」「無駄だね!お金ももったいない!」と言う人の多いことに驚く。
うーん、そうだよなー。悩むーホントお金もかかるし…ゆらぐ決意。
気持ちを切り替えて、じゃあどうすれば良いと思う?と聞けば「そんな事は知らないよー。どうすれば良いかなんて誰にもわからないよ。アハハ。」と無責任な返しで腹が立ちます。
「よーし‼︎絶対話せる子に育ててみせる。」と何の根拠もない自信と意気込みの強い自分に感心しながら通わせることを決めました。
体験入学は割愛して、いよいよレッスンスタート!
先ずは体験入学からというご案内もありましたが、すでに通わせる事は決めていましたので年度途中ではありましたが私の気が変わらないうちに入学。
もちろん息子が「行きたくない。嫌だ。」と英会話教室に通うことにストレスを感じるようなら、その時は潔く諦めるとしっかり自分に言い聞かせて週1回のレッスンスタート。
エピソード2 気分はルンルン
通い始めてまもなく、頭・肩・ひざ・つま先を触るダンスをしながら英語で歌を歌ったり、簡単な動物や野菜の名前も言えるようになって感動です。
夕食の食卓に並んだトマトを指差して
息子:『トメイド』
って言い放つ息子の発音の良さと可愛い姿にニヤニヤが止まらない。
私:スゴイねー!上手だねー!
って、トマトを指さして何度も言わせては褒めちぎってました(*´∀`)♪
幼児期は可愛さの後押しも大きく、こちらとしても多くを求めていませんので笑顔もあふれるし、心のうちも余裕綽々で「ECC始めて良かったー。」って浮かれ気分です。
可愛い姿を見て喜んでいたのも束の間 苦難に耐える日々のはじまり
小学校1.2年のうちはまだ許せる。新しい環境と生活リズムが整うまでは私も息子もお互い大変でしたし、日々の生活を送るだけで精一杯。
目まぐるしく月日は流れ、息子も小学3年生となりECCに通い始めて5年以上が経過。
あまりにも効果が見えなさすぎて「このままで大丈夫かな?もしかして世間様の噂通り『無駄』だった。」という結果になってしまうのか、考えれば考えるほど不安に…。
それもそのはずで
ECCの先生:ご自宅でも教材のDVDやCD、リーディングブックを活用して英語に触れる時間を増やしてくださいね〜
なんて言われているのに全くできてないし…。
週1回のレッスン前に急いで宿題を済ませて、慌てて出掛けて行く始末。
レッスンが終われば次週までECCの教材に触れることは一切無し‼︎
そして何より私自身が、仕事にかまけて全てがお座なりになりがちで息子一人を責めることもできませんし、自分の不甲斐のなさに落ち込む日々。
無駄だったのか?出るのはため息ばかり
気がつけば小学校生活も残すところあと2年、未だ効果は見えずとも通い続けるECC!
先生には申し訳ないと思いながらも何度もぶつけてきた質問。
私:うちの子は英語を聴き取れていますかますか?少しは話せるようになっていますか?
ECC先生:大丈夫ですよ。レッスン中は全て英語で会話していますし、こちらが話していることもきちんと理解できていますよー。
といつも通り優しい笑顔での対応。
うーん。とは言うものの…親としては自分の目で見て耳で聞いてみたい。我が子が英語を理解し会話する姿を!どうしても欲しい確証‼︎
エピソード3 微笑ましい口答え
台詞をまる暗記するほど大好きな洋画を吹き替えで見ている小4息子の機嫌を伺いながら…
私:せっかくだから英語で見たらー
息子:そんなことは、インパッセボウ(inpossible)に決まってんだろ!
来たー!英単語での口答え。このやりとりをECCの先生に報告!先生は笑みを浮かべ教室の奥へ向かう息子の背中を目で追いながら…
ECCの先生:そんなこと言ってー
とニッコリされて
ECCの先生:お母さん『無理な・不可能な』という意味です
と教えてくれました。
まあ、考えてみれば週1回のレッスンでしかも小学校高学年レベルで洋画を聴き取れるほどの英語力がついている訳ないか…と、望んでいるものとは違う確証を得て意気消沈。
それでも、せっかくここまで続けてきたんだから全部が無駄ってことは無いだろうから、まだ諦めるのは早いし勿体ない。
結果がどうであれ息子を信じて頑張って見守って行こうと自分に言い聞かせる!
うんざりするほど、これの繰り返し。
ECCジュニア効果なし!って言ってる人誰?


神様ありがとー。続けてきて良かったー。無駄じゃなかったヽ(´▽`)/
中学生になった最初の秋、保育園からのお友達と一緒に参加した市が主催する英語のスピーチコンテストでなんと2位!上出来です!
当日は、もちろん応援に行きました。
保護者席から二人の晴れ舞台を見届けようにもこちらが緊張しすぎて、子供達の姿を直視できずに目を閉じて下を向いて耳だけで聞いて「落ち着いてガンバレ!あと少し!」って心の中で応援。
英語のスピーチコンテストなんて、与えられた課題を暗唱するだけでしょ!と突っ込まれそうですが、私にとってはそれでも十分だったんです。
日々の生活の中で、英語をどれくらい聴き取れているのかどれくらい話せているのか、英語力ゼロの私には確認する術もなく、それでもこのままECC続けていても大丈夫だという確信が欲しくて…
思春期真っ盛りの息子に「英語聞き取れてる?話せるの?」なんて聞いちゃった日には「聴き取れているしそれなりに話せる!」「毎回シツコイうるさい!」って
ぶっきらぼうな返事で…これぞまさしく親の心子知らず‼︎
それにしても、長期継続してきたとは言え、週1回のレッスンで!しかも自宅で英語に触れるなんてことはほぼゼロ‼︎にもかかわらず…。
親バカでお恥ずかしい限りですが、息子の発音の良いことにはビックリです。
この成果を目の当たりにしたことで、息子ももちろん頑張ってきたと思いますが、私自身も忍耐強く見守り続けてきたこの長い間の苦労が報われた感じがして、とても嬉しかったです。
【メリット】ECCジュニアを選んで良かった理由
自宅から近く通いやすかった
地方在住で塾の数も少ないため、選択肢がなかったと言われればそれまでですが、何より知名度信頼度ともに高く安心感を持てるECCジュニアが近所だったことはとてもラッキーでした。
日本人のバイリンガル講師
幼児期に通い始めたことで、英語学習以外のところでの心配もありましたが細かいご配慮もあり、安心して通わせることが出来ました。
小、中学生と進級していく中、学校での英語の授業も本格的に始まり、難しい英語の文法や発音など分かりにくい部分についても、日本語で丁寧に噛み砕いた説明を受けられたことは息子にとってもとても大きな助けだったと思います。
授業料
毎月の授業料は、とても良心的な価格だと思います。
【デメリット?】大変だったと感じたこと
送迎
自宅近くの教室でしたが、仕事をしながらの送迎はとても負担が大きいことも事実です。
一見デメリットでしかないと思われがちな送迎ですが、先生の出迎えや見送りもありレッスン中の様子や気にせずにはいられない我が子の習熟度など、親が抱えがちなちょっとした不安や疑問も解消されました。
教材費の価格
年に1度ではありますが、正直なところ「高いなー。」と感じていました。そこは我が子の将来のための投資と考え方を変えることで解決。
宿題
宿題の量は多くなく問題はありませんが、幼児期から暫くの間は、どうしても一緒に取り組むことが必要になること。
当時はCDやDVDを使用しての宿題でしたが、サポートが必要だったのは、小学校1、2年生まででした。
3年生になると
息子:ボク、1人で出来るよ!
何とも頼もしい言葉。以来、息子におまかせしてレッスン日に送っていく車の中で「宿題やった?」『うん!』「はいオッケー!」のやり取りだけ。
例え、やっていなかったとしても、そこは先生のチェックもあるため安心です。
親自身の忍耐力の持続
何と言っても大変なのはココで、成果が見えにくく辛く苦しい時間が長く続きます。
「ECC辞める‼︎」なんて言われたら本末転倒で、全てが水の泡となってしまいます。そうならないように、無理強いせずに優しい声掛けと見守りを続けることがとても大変でした。
成功の秘訣は継続と忍耐
話せる英語を身につけさせたくて、半信半疑で通い始めたECCジュニア。
社会人になった息子から「英語話せるってイイ。仕事も楽しい。」「ECC通わせてくれて有難うございました。」と言ってもらえました。
ついに私が欲しかった言葉が聞けました。
特別な才能なんてなくたっていつの間にか英語が話せるようになっていて、息子は勿論ですが私の努力の賜物でもあります。
あの時、英語学習を抵抗なく受け入れられるタイミングを逃さなかったこと。忍耐強く諦めずに見守り通い続けたことこそが、紛れもない成功の秘訣です。
まとめ
英語を話せることで将来の選択肢や可能性も広がり、より一層楽しく充実した人生を送って欲しい送らせてあげたいと言う思いから始めた英語学習。
1人親で英語力ゼロの私にとって、成果が見えにくく先も見えず何の保証もない中で、時間と労力とお金を費やすと言うことは辛く険しい道のりでした。
でも、息子は違いました。幼児期から通い始めたことで英語を楽しいと感じながら、ずっと学び続けることが出来ていたと思います。
当時、『子供の教育においては、母親の意識や関わり方で決まる!』なんて言われる謎のプレッシャーを感じていましたし
子育て真っ最中の私は無我夢中で視野も狭くなりがちで、〇〇でなくてはいけない!〇〇であるべき!と考え方はとても固執していました。
子育てにひと段落ついた今、もっと力を抜いて向き合っていれば良かったと反省しています。
子供の興味や関心を引き出すために『きっかけ』を与えることは親の役目と言うけれど…覚悟を決めて行動を起こすことはとても大変でした
何の取り柄のない私でも、英語を学ぶきっかけをつくり忍耐強く見守り続けたことで、息子に最高の贈り物が出来たことを誇らしく思っています。
私と息子の経験が、当時の私と同じように、迷ったり悩まれている親御様の一助となれれば幸いです。
最後までお読みいただき有難うございました。